いい言葉

人にやさしくなれる言葉(三浦綾子、ウィルヘルム、聖徳太子)

紹介する言葉は、偉人や賢人の言葉・名言・格言など、きっと心に響き、そして心の糧になる言葉です。

ちょっとした空き時間や待ち時間に、スマホなどで読めるように短い解説を加えています。

これらの素晴らしい言葉にふれ親しむことで、あなたは自分の心に優しい気持ちを見出すことでしょう。

三浦綾子の言葉

ほんとうに自分の行為に責任をもつことができる人だけが、心から「ごめんなさい」と言えるのではないだろうか。

「ごめんなさいね」

なんと美しく、謙虚で、すなおなことばだろう。               

三浦綾子 1922年~1999 

作家  代表作品『氷点』『塩狩峠』

 「ごめんなさい」と言えば、 それで済むわけではないかもしれません。

でも、「ごめんなさい」と言わないばかりに、問題がこじれて大きくなることがあります。

そうわかっていても、自分の非を認めることは難しいことです。

ましてやそれを人に告げて、謝るのはもっと難しい。 

「ごめんなさい」と言うには、謙虚さ、潔さ、ときに勇気がいるのです。

【出典】三浦綾子著『遺された言葉』(講談社) 

 

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ウィルヘルムの言葉 

すきなら、すきといってやればよかったのに、

だれも、いってやらなかった。

いわなくっても、

わかるとおもっていたんだね。               

ハンス・ウィルヘルム 絵本作家

代表作品『ずーっと、ずっと、だいすきだよ』

「好きだよ」「大好きだよ」

こんな言葉を言ってもらえたら、どんなに嬉しいでしょう。

みじめなとき、辛いとき、言ってもらえたら、

どんなに慰められ勇気づけられるでしょう。

だから、大切な誰かに言ってあげてください。

あなたの家族に、友だちに……。

これからもずーっと、ずっと、

一番長く付きあっていく自分にも。

恥ずかしがらずに、勇気を出して、

「好きだよ」「大好きだよ」って……。

【出典】ハンス・ウィルヘルム著『ずーっと、ずっと、だいすきだよ』(評論社)

 

聖徳太子の言葉              

和をもって貴しとなす。

 聖徳太子 572~622 推古天皇の摂政

言葉一つでも、和は生まれます。

言葉一つでも、和は乱れます。

人に感謝すると、和は生まれます。

人の悪口を言えば、和は乱れます。

自分の間違いを認めると、和は生まれます。

失敗を人のせいにすると、和は乱れます。

自分から人を思いやる気持ちがあって、和が生まれます。

自分のわがままを抑える気持ちがあって、和が生まれます。

人と人が信頼しあうと、和が生まれます。

人と人が大切にしあうと、和が生まれます。

和は貴く、和は人間を貴いものとします。

【出典】「十七条憲法」

作家 中井俊已 メルマガ「心の糧・きっとよくなる!いい言葉]より 

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