いい言葉

勇気が湧いてくる言葉(イチロー、ディズニー、ヘレンケラー)

紹介する言葉は、偉人や賢人の言葉・名言・格言など、きっと心に響き、そして心の糧になる言葉です。

ちょっとした空き時間や待ち時間に、スマホなどで読めるように短い解説を加えています。

これらの素晴らしい言葉にふれ親しむことで、あなたは自分の心に生きる勇気と希望をきっと見出すことでしょう。

イチローの言葉

僕が君たちに言えることはひとつだけだ。

それは、目標をもつこと。

目標をもつことで

君たちが望むことのほとんどは

可能になるはずです。

イチロー(鈴木一朗) 1973~                                      

プロ野球選手

これは、イチロー選手が大リーグ1年目にシアトルの小学校に招かれたときに、子どもたちに語った言葉です。

イチロー選手は、小学生のときから夢をもっていました。

小学6年生のときの「夢」というタイトルの作文には、「ぼくの夢は、一流のプロ野球選手になることです」と書いています。

野球の練習は3歳のときから始めています。

小学3年生からは、チームでの練習が終わったあと、バッティングセンターに通って練習をしました。

ほとんど毎日です。それを4年間続けました。

イチロー選手は天才だと言われますが、夢をかなえるために目標をもち、努力をつみかさねていったのです。

2004年、262本のヒットを放ち、大リーグ記録を84年ぶりにぬりかえたあとのイチロー選手はこう言っています。

「夢をつかむことというのは、一気にはできません。ちいさなことをつみかさねることで、いつの日か、信じられないような力を出せるようになっていきます」

(2004年12月24日、日本の野球少年に向けての言葉)

【出典】冒頭の言葉は、テレビニュースから。最後の言葉は、「夢をつかむイチローの262のメッセージ」編集委員会著『夢をつかむイチローの262のメッセージ』(ぴあ株式会社)より。

ディズニーの言葉

夢を見ることができるなら、

あなたはそれを実現できる。

いつだって忘れないでほしい。

何もかも1匹のネズミから

はじまったということを……。

ウォルト・ディズニー 1901~1966     

アメリカの事業家

ディズニーは、青年のころ、漫画が好きな貧しいアニメーターでした。

アパートを借りるお金もないので、勤めていた映画スタジオの、ネズミがは

いまわる倉庫に寝泊りしていたほどの貧しい生活を送っていました。

そんな生活のなかで、彼は仲間と共に『うさぎのオズワルド』というアニメ作品をつくりあげ、大ヒットさせます。

しかし、この作品の著作権を映画の配給元に奪われてしまいます。

収入もなく、仲間にも裏切りられ、彼は泣きながらひとり故郷に帰ります。

お金も、仲間も、会社も、将来の保証も、何もかも失った彼でしたが、夢だけは捨てませんでした。

彼は、自宅のガレージにこもり、苦しい生活のなかで自分と友だちになってくれたネズミが登場する新しい作品を作ります。

そのネズミの名は、「ミッキーマウス」。

冒険心にあふれ、つまずいても明るく立ち直るミッキ-マウスは、たちまち人々の心をとらえ、アメリカ中で人気者になりました。

それをきっかけにディズニーは、次々と自分の夢を実現させていきます。

ディズニーランドもそのひとつ。

ディズニーがあの辛い失敗の日々のなかで、夢をあきらめていれば、東京ディズニーランドも誕生しませんでした。

ヘレン・ケラーの言葉

希望とは人を成功に導く信仰である。

希望がなければ何事も成就しない。              

ヘレン・ケラー 1880~1968

アメリカの社会福祉事業家                                                  

ヘレン・ケラーが原因不明の病気によって、聴覚と視覚を失ったのは、まだ2歳にならないときでした。

何も見えず、何も聞こえず、何も話せない。

三重苦という想像できないような障害です。

物に名前があることも、言葉が自分の気持ちを伝える手段であることも知りません。

食事のときは手づかみで食べ散らかし、気にいらないと物を投げつける野獣のような生活でした。

ヘレンが7歳のときに、両親はアン・サリバン女史を家庭教師に迎えます。

サリバンはたいへんな忍耐力で、ヘレンの教育にあたりました。

サリバンが手のひらに言葉を書くうちに、幼い少女もそのマネをしますが、その意味まではわからないようでした。

しかし、あるとき、ポンプから流れる水を受けながら、別の手のひらにサリバンが書いた文字「WATER(水)」が、初めてヘレンの中で結びつきました。

それは、彼女は物に名前があることがわかり、それを表現できた瞬間でした。

そして、彼女が世界に希望を見出した瞬間でもありました。

「あの生きたひとことがわたしの魂を目覚めさせ、わたしに光と希望と喜びを与え、自由にしてくれたのです。」

【出典】ヘレン・ケラー著『わたしの生涯』(角川書店)