いい言葉

成長・向上できる言葉(武者小路実篤、高村光太郎、オグ・マンディーノ)

紹介する言葉は、偉人や賢人の言葉・名言・格言など、きっと心に響き、そして心の糧になる言葉です。

ちょっとした空き時間や待ち時間に、スマホなどで読めるように短い解説を加えています。

これらの素晴らしい言葉にふれ親しむことで、あなたは大切なことに気づき、生きる勇気が湧いてくるでしょう。

武者小路実篤の言葉

桃栗三年柿八年

だるまは九年

俺は一生

武者小路実篤 1885~1976

大正・昭和時代の小説家 代表作品『友情』

桃や栗は3年、柿は8年と、実のなる木は生長して実が取れるまでに何年もかかります。

達磨大師は、9年かかって、悟りを開きました。

自分は一生かかっても実を結ぶために地道な努力を続けようと、武者小路実篤は言っているのです。

何ごとも努力の積み重ねなくしては、成し遂げることはできません。

困難に出会うこともあります。

失敗して落ち込むこともあるでしょう。

ともかく時間がかかるのです。

それでも、自分で定めた人生の目標に向かって、必ず成し遂げてやろうとあきらめず、日々前進していくことに価値はあります。

【出典】武者小路実篤著『武者小路実篤詩集』(新潮社)

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高村光太郎の言葉

僕の前に道はない。

僕の後ろに道は出来る。

高村光太郎 1883~1956

彫刻家・詩人 代表作品『智恵子抄』

何か新しいことを始めるときには、喜びもありますが、苦しみもあります。

何かにチャレンジすると、応援もありますが、反対もあります。

障害があれば、乗り越えることもできます。

新しい進路を切り開くこともできます。

右に行くことも、左に進むこともできます。

そうやって歩んだ道は、自分にとって唯ひとつの道となるでしょう。

【出典】高村光太郎著『道程』(日本図書センター)

オグ・マンディーノの言葉

毎日、毎日、あらゆる面で、僕はどんどん良くなっている。

オグ・マンディーノ 1923~1996

アメリカの小説家 

代表作品『この世で一番の奇跡』

『十二番目の天使』に出てくる少年ティモシーの言葉です。

ティモシーは野球は下手ですが、いつも前向きに精一杯のプレーをし、他の子供たちを励ましている笑顔の少年です。

「毎日、毎日、あらゆる面で、僕はどんどん良くなっているんです」

 彼は、繰り返し言いつづけるポジティブな言葉によって、心や体の病気など人生のあらゆる問題を解決できると信じていました。

うまくいったときも、失敗したときも、

「毎日、毎日、あらゆる面で、僕はどんどん良くなっている」

「毎日、毎日、あらゆる面で、わたしはどんどん良くなっている」

あなたも繰返して言っていませんか。

成功からも失敗からも何かを学び、本当に良くなっていきます。

【出典】オグ・マンディーノ著『十二番目の天使』(求竜堂)

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