周囲から「あの人はできるな」と評価される一流のビジネスパーソンというのは、あらゆる当たり前のことを実行できる人のことをいいます。
高度なビジネステクニックが必要なシーンというのは少なく、ビジネスの99%は、当たり前のことで成り立っています。
ですから、当たり前のことを当たり前のようにできる人は、周りの人から信頼される「仕事のできる人」になっていきます。
1つずつご紹介していきますので、自分の取り組むべき課題を見つけ、より確かなものにしていただければと思います。
今回は「どんな時もスマイル」です。
笑顔でいることは重要なビジネススキル
英語が話せる。
難しいソフトが使える。
ある分野の専門知識がある。
こういったことは、ビジネスにおいて重要なスキルです。
「いつも笑顔でいる」
この一見、当たり前のことも、さきほどあげたスキルと同じように、いえ、それ以上に重要なビジネススキルです。
あなたが笑顔でいるだけで、出会った人まで明るい気持ちになります。
あなたが笑顔でいるだけで、そこに闊達なコミュニケーションが生まれます。
笑顔によって、職場全体の雰囲気が和やかになり、間接的に仕事の効率的をあげることができます。
もし、あなたがお客様に接する立場であれば、「いつも笑顔でいる」ことの効果はさらに大きなものになります。
明るい人は、相手の記憶に残ります。
明るい人は、また会いたいと思ってもらえます。
それに、あの人だったら、気軽に相談してもいいかな、と思ってもらえたりもします。
明るいだけで、お客様との絆が生まれやすくなる。
逆に、いつも表情が暗かったら、他のスキルをいくら磨いても、意味がなくなってしまいます。
口元をスマイルマークのようにする
ここでいう、明るいとは、相手を笑わそう、ということではありません。
大きな口を開けて笑おうということでもありません。
口元をスマイルマークのようにして、いつもニコニコしましょう、ということです。
これくらいなら、「私は根が暗いから……」という人でも、できるはずです。
口元をスマイルマークにするだけで、あなたの顔は、相手からまるで違って見えます。
「おはようございます」の挨拶をする時。
上司に報告をする時。
仕事に集中していて、突然、声をかけられた時も。
自分の口元がスマイルマークになっているか振り返ってみましょう。