いい言葉

自分を変えるための天使の言葉『奇跡を呼ぶ天使の贈り物』から

以前、『奇跡を呼ぶ天使の贈り物』(PHP研究所)という小説を書きました。

夢を叶えるための習慣や考え方を紹介しながら、読んだ人が元気で幸せになる、次のようなお話です。

クリスマス・イブの夜、失恋した主人公の安部美幸(ミーちゃん)は、街で天使(天ちゃん)に出会います。

天ちゃんは、彼女の身におこるという「人生で最大の悲しい出来事」に備えて、3週間ともに生活しながら、大切なメッセージを伝えるためにやってきたのだと言います。

食いしん坊の赤ちゃんのような天使を、初めは不審に思っていた主人公美幸も、「天ちゃん手帳」「寝る前の3つの習慣」など、天ちゃんの毎日の教えによって、少しずつ成長していきます。

そして、ついに願っていた夢が叶うようになっていくのです。

では、美幸(ミーちゃん)に変化をもたらした天ちゃんの言葉(教え)をご紹介していきましょう。どれか1つでも役に立てば幸いです。

「第2章 自分を変える」からです。

感謝する

「夢を叶える人はね、毎日、学んでるんだよ。

本を読んだり、人の話を聞いたりして、知識を増やすのも学びだよ。

でも、人生の学びはそれだけじゃないの。

人生の学びは、今日の自分の出来事の中にあるんだよ。

夢を叶える人は、今日の出来事を通して、いろいろなことを学んで成長していくんだ。

毎日毎日、成長して自分を高めて幸せになっていくんだよ。

でも、学ばない人は、今日はつまらない日だったな、明日はいいことあればいいな、くらいで終わるんだ。そして、それを繰り返すだけ」P.47

「書いておきたいことだけでいいよ。一つだけでもね。

ただし、一つは必ず書くんだよ。

そして、その出来事やその出来事に関わった人たちに、心から感謝するんだ」P.49

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反省する

「人間には、倫理観があるし、自分の理想としている行動があるでしょ。

でもそれに反するようなことを人間はときどきしてしまうんだ。

たとえば、他人の事を悪く言わないようにと思っていても、他人の陰口を聞いているうちに、そうね、あたしもそう思う、いやな人よね。

だって、この前ね、と自分もついつい陰口を言っていたりね。

ウソをつかないと考えていても、自分の自慢話ばかりしていると、だんだん尾ひれがついてきて、実際にはしたことのないことまで作り話して、事実とは違うことになっていたりね。

誰でも一日に何度かはあとで反省したくなるようなことをしてしまうのが人間なんだよ。

それに気づいて、そんな自分の弱さと闘っていければ、倫理観も品位も低くなることはないんだ。

それどころか、その人はもっと自分の理想に近づいていけるようになるんだよ。

だから、まず謙虚になって、自分のよくなかった点に気づくことが大切、それがその人自身を高める出発点になるんだよ」P.51

決心する

「最後に、勇気を出して明日のために一つ決心をするんだ。

決心はできるだけ具体的なことがいいよ。

で、それを『天ちゃん手帳』に書くといいよ。短くね」P.52

プラス思考 

「うん、いいことを教えてあげるよ。

物事には何でもマイナスの面とプラスの面があるんだよ。

マイナスの面ばかり見てると、悲しくなってくるの。

でも、プラスの面があるのを知って、そちらを見るとうれしくなるし、楽しくなってくるんだ。

ミーちゃん、いまの出来事のプラスの面を考えてみて」P.58

目標を思い出す

「で、ちょっとしたときに、ときどき手帳を広げてみた方がいいよ。

決心や目標を思い出すためにね」P.61

メモをする

「今日、山本さんから聞いたこと、とても大切だと思ったでしょ。

大切なことを知ったり、気づいたりしたことはすぐにメモをするんだよ。

山本さんは、電車での過ごし方を教えてくれたんでしょ。

山本さんは、それで電車に乗るのが楽しくなったんでしょ。

身近かな人が教えてくれたことや自分を変えるアイディアはすぐにメモしておくんだよ」P.71

楽しく仕事する

「楽しい仕事っていうのがあるわけじゃないんだ。

その人が楽しいと思うなら、その仕事は楽しくなるんだ。

いやだな、つらいなと思ってやると、どんな仕事だって楽しくなくなるもの。

でも、この仕事難しいけど、やりがいがあるな、厳しいこともあるけど、自分を成長させてくれるし、やってみると結構面白いな。

それにみんなの役に立つし、一生懸命すると人に喜んでもらえるし……。

こんなふうに思ってすると、たいていの仕事は楽しくなるんだよ。

この本にはたくさんいいことが書いてあるから読んでみたらいいよ」P.73

いまあるものに感謝する

「そう、悲しいことを考えると、悲しくなるんだよ。

失った物や失った人のことばかり考えるから、悲しくなるんだ。

ボクたちは、生きていく上で失っていくものはあるよね。

時間も、若さも、好きな人とも別れなければならないこともあるよね。

でも、同時に得るものもあるんだよ。たくさんあるんだ。

だから、失ったものでなくて、失った代わりにボクたちが得たもの、いま持っているもののことをもっともっと考えるんだ」P.80

「たとえば、昨日という時間を失う代わりに、今日という素晴らしい時間をもらえる。

これはね、誰でももらえるわけじゃないだ。

明日の命を保証されている人なんて、誰もいないんだよ。

明日も生きたいと思っても、今日、泣く泣く死んでいかなきゃならない人もいる。

ボクたちは、昨日の代わりに、今日という素晴らしい時間をもらっているんだ。

ボクたちが生きている時間は、過ぎ去った昨日でもなく、来ないかもしれない明日でもない。今日、今なんだ。

ボクたちは今日、今を生きることで幸せになれる。

そんな時間をもらっているんだよ」P.81

掃除をする

「部屋のなかをよくみてよ。

テーブルや机の下はゴミやほこりでいっぱい。

あちこちに、使ったものが置きっぱなしじゃないか。

ねえ、知ってる?自分の部屋って、自分の心を表わしているんだよ。

汚れたり、散らかったりしたままだと、自分の心もそうなるんだ。

でもきれいにしていると、自分の心もきれいに磨かれる。

そんな人は自分の夢をかなえやすいんだよ」P.84

「もちろん童話だよ。でも、ミーちゃんは童話が、なぜ世界中の人びとに読み継がれているか、考えたことがある?

読んだ人がその童話に感動するからだよ。

読んだ人が感動するのは、そこに何かの真理を見つけてきたからじゃないかな。

ただの童話でも、ある人はそこに自分の人生を変える宝物を見つけるんだよ。

幸運を引き寄せる人はみんなそうなんだ。

運な人は、幸運の種をいろいろなところから見つけることができるんだよ」P.85

思い切って捨てる

「掃除をしないと、ミーちゃんの心の引き出しにどうしようもないガラクタがいっぱいになるの。

そしたら、新しいもっと素敵なものを入れようとしても入らなくなるだよ。

仮に入れたとしても、ガラクタといっしょにしていたら、それもいつかガラクタ同然になるんだ。

古いものを捨てることで、新しいものに出会える。

古いものにこだわっている間は、新しいものに出会っても気づかないんだ。自分のものにはならないんだよ」P.89

望み続ける

「きっとまた会えるよ。

会いたい人がいたら、ミーちゃんの天ちゃん手帳に書いておくんだよ。

・・・ミーちゃんがその人と会いたいと思い続けていれば会えるよ。

相手がミーちゃんに会いたくないと思っていない限りはね」P.98