運が良くなる仕事のやり方があります。
それは、ほとんどの仕事に共通することです。
私はそれを運が良い人たちから学んできました。
すると、私もだんだん幸運に恵まれてきたのです。
カンタンなことですが、その効果は抜群!運が良い人の小さな習慣を知って、何か一つでも、これはいい!と思うものがあれば、試してみてくださいね。
全部でなくていいのです。無理をしないで、できそうなもの次のようなステップをふんで・・・。
1ステップ まずは試しにやってみる
2ステップ 2度、3度と繰り返す。
3ステップ もっと繰り返して、習慣(クセ)にしてしまう。
紹介した小さなコツが習慣になったとき、あなたに、きっといいことが起こりはじめます。たくさんいいことが起こります。
あなたはもっと運が良い人になります。そのあなたに相応しい素晴らしい仕事ができます。
運が良い人は、ミスの責任を認める
ミスをしたときに、その人の資質が問われます。
ある人は、そのミスは自分の責任ではない、自分は悪くないと言い張ります。
「そんなこと聞いてなかったから」とか「だれだれのやり方をならったからだ」とか、自分以外の人のせいにするのです。
そういう言い訳で責任逃れをしようとする人は、またいずれ同じようなミスを繰り返すかもっと大きなミスをおかすものです。
ですから、学校の先生や会社の上司や親は、「こいつはまったくわかってないな。このままにしておいたら、こいつのためにならない」と思い、厳しく叱ることになります。
叱っている最中に、「でも…」とか「だって…」とか、また言い訳がましいことを言えば
「お前はまだわかってないのか」と、さらに厳しさ拍車がかかるものです。
しかし、ミスをしても全然叱られない人がいます。
それは、そのミスが自分の責任だとよくわかっている人です。
「こうなったのは、わたしの責任です。本当に申し訳ない。もう二度と同じ過ちをしないようにします」という気持ちがあり、言葉や態度にも表わせる人です。
そういう人を厳しく叱ろうとする人はいません。
叱るのには大変なエネルギーが必要で疲れますから、誰も好き好んで叱りたくないのです。
励ましの言葉でもかけて見守ってあげたい、そう思うものです。
★運が良くなる小さな習慣
ミスを自分の責任だと認めよう。
運が良い人は、すぐにメモをとる
運が良い人はメモをよくとります。
誰かにちょっと用事を頼まれたときに、いますぐにできない場合、「わかりました」と言って手帳を取り出し、すぐにメモをとります。
これには3つよいことがあります。
1.頼まれたことを書くことで頭にしっかりインプットできます。
2.小さな仕事が一日に10も20もある場合、いくつか忘れて当然ですが、メモしておけば、いつでも見直して思い出せます。
3.用事を頼んだ人は、あなたが手帳にメモしてくれることで、「この人は小さな頼み事でも手を抜かずにやってくれる人だな」と安心し、あなたへの信頼も高まります。
さらに、これは使えると思った情報や自分の気づきをサッとメモする人がいます。
情報量のインプットもアウトプットも多い人は、たいていメモ魔です。
故大宅壮一氏は、料亭で聞いた話を箸の包み袋に書いていたくらいのメモの達人でした。
人の話を聞いているとき、新聞や本を読んでいるとき、街を歩いているとき、など。
あらゆるときに、ふと浮かんだアイディアや気づきをメモしておくのです。
しなければ、それは時間とともに消えてなくなります。
メモしていれば、それが新しい企画になったり、ヒット商品になったりするのです。
★運が良くなる小さな習慣
すぐにメモをとろう!
運が良い人はメールの処理が早い
仕事ができる人とできない人の違いは、目の前の仕事に対するわずかな違いです。
できる人は、すぐに取りかかり、すぐに終えてしまいます。
できない人は、後でやろうと先延ばしにしてためてしまい、まだ処理できていない仕事の山に埋もれてしまいます。
たとえば、メールの処理。
できる人は、同じメールを2度読みません。
1度読んで、すぐに返事を書くか、削除します。
あえて保存したいときは、特別のフォルダーに入れておきます。
5分できることです。
仕事をためてしまう人は、1度読んだメールに後で返事をしようと思ってそのメールをいくつもためてしまいます。
そして、そういうメールがたまってから、もう一度読み直して、ひとつひとつに遅い返事を書きます。
それに何時間もかかったり、すでに手遅れになったりしています。
メールの差出人は、たぶんすぐにでも返事がほしい。
それは多くの場合、「ありがとう」という短い返事でいいのです。
★運が良くなる小さな習慣
メールの返事はすぐに短く!
運が良い人は、お礼を優先させる
直接会ってお礼が言えない場合、お礼の気持ちをどう伝えますか。
1.電話で 2.メールで 3.はがきで 4.手紙で
このうち最も手間隙かかるものが喜ばれます。
もちろんお金をかける贈り物は喜ばれて当然ですが、心をこめてはがきや手紙に感謝の思いを綴ると喜ばれます。
手紙を書くというのは面倒で、時間がかかります。
それを敢えてしているのですから、心が伝わるのです。
なかには、電話で済ませようとする人がいます。
これは親しくなければやめた方がいい。
仕事中、電話がかかってきて、急に呼び出され、
「先日は、〇〇をお贈りいただきありがとうございました」
などと電話口で丁寧に言われても、
「なんだそれだけの用件で呼び出したのか、この忙しいのに・・・」
と嫌がられてしまいます。
それなら、メールやファックスで連絡をした方がいい。
「○○を今日、ご著書を拝受いたしました。ありがとうございます。
楽しみに読ませていただきます」
これだけで、贈り主は「ああ、ちゃんと着いたんだな」とほっとするものです。
★運が良くなる小さな習慣
お礼の気持ちを24時間以内に発信しよう。
運が良い人は相手の都合を考えて一声かける
一言かけるときには、タイミングが大切です。
たとえば、相手が書き物をしているときに、いきなりその脇にお茶をもってきて「はい、どうぞ」では迷惑です。
相手が今、お茶をもってきた自分に気づかないほど夢中で仕事をしているのなら、じゃまにならないように、一段落待つ方がよいのです。
しばらく待って、相手が顔をあげたときとか、文章の終わりの○を書き終わったときとかに、名前と読んで「はい、どうぞ」と差し出すのです。
できれば笑顔をつけて。
そうすれば相手は喜んでくれます。
電話をするときも、まず相手の都合を考えます。
もしかしたら、でかける前であったり、仕事に追われたりしているときかもしれません。
相手が忙しそうだったら、「いま、よろしいでしょうか」とか、「後でかけなおしましょうか」とか聞いて、相手の都合に合わせるのです。
★運が良くなる小さな習慣
一言かける前に相手の都合を考える!
運が良い人は15秒で話す
あなたが一生懸命に話しているのに、相手はチラリと視線を下に落とし、時計に目をやる人がいます。
これは、あなたの話はもう聞きたくないというサインです。
ビジネスマンはみんな忙しい、と思っています。
忙しいときに、要領の得ない話やつまらない話は聞いていられません。
でも、どんな人でも、最初の15秒くらいならガマンしてなら聞いてくれます。
15秒はテレビのコマーシャルの時間です。
コマーシャルを作る人は、この15秒で人の心を動かし、行動させるために知恵をしぼります。
最初の15秒が勝負です。
最初の15秒で人を引き付けることができれば、そのあとの話を聞いてもらえます。
どんなことでも、大切なことは15秒で話せるように練習しましょう。
★運が良くなる小さな習慣
大切なことは15秒にまとめる!